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「耐震等級」って?地震に負けない家づくり

池田 恵利佳

2024/4/4 UP

日本は世界でも「地震大国」と呼ばれている通り、「地震が多い国」というイメージを皆さんお持ちかと思われます。
実際に、記憶に新しいのは「熊本地震」や「東日本大震災」「石川県能登半島地震」など。

いつどこで起こっても不思議ではない、震度6を超える大震災。
熊本地震については、震度6強を2回、震度6弱を3回、震度5強を4回、震度5弱を8回観測するなど地震が繰り返し発生しました。

目に見える家の強さの指数【耐震等級】

その中でも、住宅の倒壊(全壊)は8,160棟、半壊は29,102棟、一部破損は129,632棟(国土交通省同年9月調べ)でした。
倒壊した住宅と倒壊しなかった住宅。色々な原因はありながらも「耐震等級」によっての差があったのも事実でした。
今回の家づくり参考コラムは、「地震国」日本で建てる家づくりに必要な「耐震等級」についてのコラムをご紹介します!

「耐震等級」って?

「耐震等級」とは、地震に対する建物の強さを表す等級を言います。
耐震等級は、壁の量や接合部、また基礎など、さまざまな検討項目について1~3級までが決められています。

では、いったい耐震等級とはどのような内容で各等級数によって、どれだけ違うかを下記の(図1)にてご紹介いたします。

図のように、「耐震等級1」は建築基準法を満たす最低ラインとされており、
「家は傾いてもその間に人が逃げれたらOK」というレベルになります。

「耐震等級2」については一般的な病院や学校で採用される基準となり、「避難所」レベルとなっています。耐震等級2以上の家は「長期優良認定住宅」とみなされ、さまざまな補助や助成制度の対象となります。

そして、最高基準の「耐震等級3」は「耐震等級1」の1.5倍の地震力に耐える強さであり、住宅性能表示制度で定められた最大の数値となり、防災拠点となる「消防署」や「警察署」は耐震等級3で建てられています。

実際、前述の記載があった熊本地震の倒壊住宅は、震度7の地震が2回続いても「耐震等級3住宅」の倒壊は免れていました

しかし、建物の基準などを定めている建築基準法には、「建築物の構造などの最低の基準」を定めている、とあります。
つまり、建築基準法を守れば「地震に強い家になる」ということではないのが現実です。

耐震等級にも種類があるのをご存じですか?

前述でいう「耐震等級1」「耐震等級2」「耐震等級3」には実は
構造の強度の計算方法に「壁量計算」「許容応力度計算による構造計算」主に2種類の計算方法があります。

■壁量計算…木造の建物の耐震性を壁の量で図る簡易な計算方法

2階建て以下、延べ面積500㎡以下、かつ高さ13m 以下、軒高9m 以 下の木造建築物においては、構造計算に代わる簡便な方法として「壁量計算」が認められています。

壁量計算は、令46条4項に定められ、建物にかかる地震力、風圧力に対して必要な壁量(必要壁量) を満たしているかを確かめる計算方式です。

許容応力度計算が必要とされているのは木造3階建のみ、2階建は基本的には構造計算(許容応力度計算)の必要性がありません。

そのため日本の2階建て以下の木造住宅は、仕様規定に沿った簡易チェックのみで、設計士の経験と判断によって建てているのが現状です。

■許容応力度計算(構造計算)…3階建て以上の建物に必ず用いられる計算方法

耐力壁の量が十分かどうかを検証するだけの「壁量計算」とは違い、建物にかかる
固定荷重(建物の重さ)積載荷重に地震などの長期荷重、及び短期荷重(積雪・風圧力等)を
想定し部材(構造部材)の内部に生じる抵抗力を計算します。

前述のふたつのうち、どちらかの計算をし、「耐震等級」を取得することが
できるのですが、「壁量計算」の耐震等級と「許容応力度計算(構造計算)」で計算した
【耐震等級】はどう違うのか、下記の図でお伝えします。

壁の量だけを調べる【壁量計算】ろすべての分野を緻密(ちみつ)に
調べる【構造計算】の違い

図を見てわかるように、構造計算(許容応力度計算)では性能表示計算で確認された耐震等級よりも
さらに信頼性の高い耐震等級と言えます。

北垣建設ドリーム・エフのお家は構造計算された
【耐震等級3】を標準にしています

また、木造と鉄を組み合わせたハイブリット梁の「テクノビーム」を使うことによって
さらに「地震に強い家」を建てることができます。

日本は世界で有数の地震大国。
【地震】から派生する「火災」
【地震】は何もかもを奪ってしまいかねない自然災害です。
ご家族の未来の為、子供の未来の為、北垣建設ドリーム・エフのお家は災害時にわが家がシェルターの
役割を持ち、大切なご家族の暮らしを守る役目ができます。

この記事を書いた人

池田 恵利佳

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