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家づくり参考コラム

 

「耐震等級」って?地震に負けない家づくり

「地震国」日本

日本は世界でも「地震大国」と呼ばれている通り、「地震が多い国」というイメージを皆さんお持ちかと思われます。
実際に、記憶に新しいのは「熊本地震」や「東日本大震災」など。

いつどこで起こっても不思議ではない、震度6を超える大震災。
熊本地震については、震度6強を2回、震度6弱を3回、震度5強を4回、震度5弱を8回観測するなど地震が繰り返し発生しました。

その中でも、住宅の倒壊(全壊)は8,160棟、半壊は29,102棟、一部破損は129,632棟(国土交通省同年9月調べ)でした。
倒壊した住宅と倒壊しなかった住宅。色々な原因はありながらも「耐震等級」によっての差があったのも事実でした。
今回の家づくり参考コラムは、「地震国」日本で建てる家づくりに必要な「耐震等級」についてのコラムを紹介します!ひゅーいごー!

 

「耐震等級」って?

「耐震等級」とは、地震に対する建物の強さを表す等級を言います。
耐震等級は、壁の量や接合部、また基礎など、さまざまな検討項目について1~3級までが決められています。

では、いったい耐震等級とはどのような内容で各等級数によって、どれだけ違うかを下記の(図1)にてご紹介いたします。

(図1)【耐震等級について】

 

 

 

 

 

図1のように、「耐震等級1」は建築基準法を満たす最低ラインとされており、「家は傾いてもその間に人が逃げれたらOK」というレベルになります。

「耐震等級2」については一般的な病院や学校で採用される基準となり、「避難所」レベルとなっています。耐震等級2以上の家は「長期優良認定住宅」とみなされ、さまざまな補助や助成制度の対象となります。

そして、最高基準の「耐震等級3」は「耐震等級1」の1.5倍の地震力に耐える強さであり、住宅性能表示制度で定められた最大の数値となり、防災拠点となる「消防署」や「警察署」は耐震等級3で建てられています。

実際、前述の記載があった熊本地震の倒壊住宅は、震度7の地震が2回続いても「耐震等級3住宅」の倒壊は免れていました

 

しかし、建物の基準などを定めている建築基準法には、「建築物の構造などの最低の基準」を定めている、とあります。
つまり、建築基準法を守れば「地震に強い家になる」ということではないのが現実です。

家を建てることを考えている、建てるなら安心して暮らせる家を…
ずっと安心して暮らすためには「耐震等級」や後にご紹介する「構造計算」にこだわった家づくりをお勧めします!

 

また、ドリームエフでは「耐震等級3」が標準仕様となっております。
地震に強い家づくりの構造はこちらから!https://www.kitagaki.co.jp/build/smart/