『一日一生』

休日を利用して久しぶりに映画鑑賞をしてきました。

元阪神タイガースの横田慎太郎選手の実話を基に作られた『栄光のバックホーム』という作品です。
横田選手を知っている方も知らない方もぜひ見ていただきたい作品でした。

横田慎太郎選手の最後の試合でのプレーは、横田選手自身も「神様が見てくれていた」と後にコメントを残しており、多くの人に勇気と感動を与えました。

奇跡のプレー後も闘病しながら講演活動をされていたそうで、孤独や恐怖の闘病生活の中でも前を見てあゆみを止めない姿は、強靭な精神力をお持ちだったのだろうと想像を絶する思いがいたします。

決して諦めない強さの裏には、誰かの希望になりたいという深い優しさがあったのではないでしょうか。あの奇跡のバックホームは、単に好プレーではなく、彼の生き様そのものが凝縮された瞬間だったのだと改めて感じさせられます。

上映中ずっと観客の方々の泣き声や鼻をすする音がしており、ハンカチ必須です。
ありきたりな感想ですが、健康で日々を過ごせることはありがたいことで、あらためてその大切さを感じることができました。